「潮干狩りにいくけど、初めてだから必要な道具がわからない…」
「道具はどこで買ったらいいの?」
今回は、そんな「潮干狩り初心者」さんに向けて書いています!
潮干狩りマスターと、潮干狩りをしてきた!
こんにちは!kyokoです。
潮干狩りが大好きな夫に連れられて、子どものとき以来の潮干狩りに行ってきました。
潮干狩りってどうやるんだっけ…とほぼ初心者のわたしと違い、夫はマイ熊手も持っているベテランの狩人。
潮干狩りに必要な道具や準備、潮干狩りでとったアサリの砂抜き方法までレクチャーを受けたので、これから「潮干狩りにいく」という方や「いってみたい!」という方にご紹介します!
潮干狩りに必要な道具と準備
まずは潮干狩りに行くときに、必要な道具と準備についてご紹介します!
- 熊手
- 網
- クーラーボックス
- 汚れてもOKで、しゃがみやすい服(必要なら着替えも)
- 長靴、もしくはサンダル
- レジャーシート
- ゴム手袋
- 帽子と日焼け止め、ドリンクなど
それでは、ひとつずつご紹介しますね!
【1】アサリを掘る熊手
アサリを掘るための熊手は、釣り道具屋さんや、潮干狩りシーズンになればホームセンターでも購入できます。
熊手にもいくつか種類があり、このように熊手の指部分に網があるものが便利!
砂を掘るときにこの網の部分にアサリが引っかかり、逆に小さすぎるアサリは網の隙間から抜けてくれます。
潮干狩りの道具なんて何も持ってないよ…!という方は、潮干狩りセットで揃えると便利そうです。
【2】アサリを入れる網
収穫したアサリを入れる網も持っていきましょう。
「網よりカゴのほうが効率がいい!」という人もいますが、ふつうに潮干狩りを楽しむ程度であれば網で充分。
それに、持ち帰るときも網だとアサリの砂抜きをしながら持ち帰れて便利なんです(あとでご説明)。
網も釣り道具屋さんやホームセンターでも購入できます。
【3】アサリを持ち帰るクーラーボックス
収穫したアサリを鮮度を落とさず持ち帰るために、クーラーボックスを持参しましょう。
水温が上がるとアサリが傷んでしまうこともあるので、温度を一定に保ってくれるクーラーボックスがベストですが、もしバケツ等を使う場合は、車で持ち帰るときなどに海水がこぼれないようフタがあったらよいですね!
【4】汚れてもOKで、しゃがみやすい服(必要なら着替えも)
アサリはきれいな海岸というより、河口など砂と泥がまじる干潟のような場所を好みます。
そんな場所でアサリを探すからには、多少の泥をかぶるくらいは覚悟していきましょう!
潮干狩り中は貴重品の置き場に困るので、チャック付きのポケットなどがあれば便利。
海から家が遠いよ…という人は、着替えもあったら安心ですね。
【5】長靴、もしくは濡れてもよいサンダル
長靴があれば、ぬかるみの中でも足が汚れずに潮干狩りを楽しめます!
こちらの長靴のように、上部分にひもやゴムがついているものであれば、万が一海水に浸かってしまうことがあってもドバドバッ…と海水が入ってくることがないですよ。
暑いし、足が濡れてもいい!という人はサンダル等を用意しましょう。
海底には小さなガラスやカキ殻のついた岩などがある場合もあるので、ケガを防ぐため裸足はやめましょう。
可能性は低いですが、エイなどの危険な生物がいるかもしれないことを考えると長靴が一番ですね!
【6】荷物などが置けるレジャーシート
何人かで潮干狩りに行くならば、貴重品は各自で管理するとして、残りの荷物を置いておくベースキャンプのような場所を決めておけば、あとで集合しやすいです!
レジャーシートがあれば、アサリを入れて帰るためのクーラーボックスなども置けるので便利ですよ。
【7】ムシが苦手なら…ゴム手袋
海の中には、普段出会わないような生物が少なからずいます!
潮干狩りでは熊手だけでなく、泥の中に手を突っ込んでアサリを探すこともあるので、ムシなどに直接触れたくない!という人は、ゴム手袋を持っていきましょう。
【8】帽子と日焼け止め、ドリンクなど
潮干狩りをしているときはほとんどの場合、ずっと日光の下にいることになります!
日焼けが気になる人は帽子&日焼け止めを持っていきましょう。
熱中症を防ぐためにも帽子に加えて、ドリンクは持っていったほうがよいでしょう。
潮干狩りのベストタイミングは、大潮で干潮のとき!
「干潮」時刻の調べ方
潮干狩りに適したタイミングは、海の水が引いた干潮のときです。
「潮干狩りに行きたい!」というときには、まずその日の海の干潮時刻を調べ、干潮時刻の1時間ほど前に到着するのがよいでしょう。
エリアごとの干潮時刻は、ネットでも簡単に調べることができますよ。
「大潮」日時の調べ方
また、潮の満ち引きの規模を示す大潮、小潮がありますが、潮干狩りに一番適しているのは大潮です。
大潮のときの干潮時であれば、海の水が最も引くタイミングなので、より海岸線から遠くまでアサリを探しにいけます!
大潮になるのは満月、もしくは新月のとき。こちらから調べられますよ。
アサリの掘り方のコツは?
アサリはある程度集まって生息しているので、潮干狩りのときはたくさん採れていそうな人のそばで探すところから始めてみましょう!
また、人が多いときには人が手を付けていない場所を掘ることも大切です。
岩の下は狙い目、タコも出てきた!
人が多くてなんだか掘りつくされてるかも…というときは、石や岩をひっくり返してその下を掘ってみるのもおすすめです。
たまに岩の下からは思いがけない生き物が出てきて驚きますが、わたしたちはタコを見つけました!
もちろん持ち帰って、美味しくいただきましたよ。
獲ったアサリは、砂抜きをしながら持って帰ろう
アサリは食べる前に3%ほどの塩水で砂抜きを行いますが、一番砂を吐いてくれるのはやっぱり海水です!
そのため、持ち帰るときには獲れたアサリを一度きれいに洗い、網ごと海水に浸すようにしてクーラーボックスに入れるのがおすすめです。
こうしておけばアサリが弱るのを防ぎつつ、帰りながらある程度砂抜きができます。
コツは、網を底につけずに少し浮かせておくこと!
こうしておけば、上のアサリが吐き出した砂を下のアサリが再び吸い込んでしまうのを防ぐことができますよ。
潮干狩りでとれたアサリの砂抜き時間は?
スーパーなどで購入したアサリは砂抜きがほとんど終わっているので、1~2時間ほど砂抜きをすれば大抵問題ありませんよね。
しかし潮干狩りのアサリは砂をたっぷり蓄えていることがあるので、4~5時間つけておくのがおすすめです。
今回も暗くて静かな場所に置いておいたら、どんどん砂を吐き出してくれましたよ!
まだまだ砂が出そう…というときには、一晩つけておけばなお安心です。
ボンゴレビアンコとアクアパッツァで、アサリを満喫
砂抜きをし貝同士をこすり合わせてぬめりをとれば、アサリの下処理は終わり。
今回はアサリの旨みを活かしたボンゴレビアンコと…
たっぷりのアサリと捕まえたタコに、鯛とドライトマトをプラスしてアクアパッツァを作りました。
タイにもタコにも旨みがしみて、美味しくいただけました!
潮干狩りまとめ
潮干狩りマスターに連れられて久しぶりにいってみた潮干狩りでしたが、アサリがとれると嬉しくてついつい夢中になってしまいました。
これから行かれるという方は、潮干狩りを楽みつつ、美味しいアサリをたくさん獲ってくださいね!