以前よりちょっと広い家に引っ越し、念願のダイニングテーブルを置けるスペースができました。
そこで費用を抑えたシンプルなダイニングテーブルをDIYしたのでご紹介します。
サイズは?150cm×80cmにした理由
テーブルのサイズは悩むところですよね。
最初はお店で購入することも検討していたので、家具店の店員さんに相談したところ、「140cmだと大人が2人横に並ぶのはきついです」とのこと。
そのため縦を150cmに、横幅は多くの市販のテーブルと同じく80cmにしました。
集成材を使って、おしゃれなダイニングテーブルをDIYする
【1】ホームセンターで集成材を購入し、カットしてもらう
まずはテーブルの天板づくりからスタートです。
天板となる一枚板は、ホームセンターで長さ180㎝、横120㎝、厚さ3㎝の赤松の集成材を購入。
集成材とは・・・板材を接着剤で再構成して作られた木質材料のこと
これをホームセンターでテーブルの大きさ150㎝×80㎝にカットしてもらいました。
この長さを真っすぐ切るには専用の切断機を使ったほうがよいので、購入したところで切ってもらうのがお勧めです。
今回はなんとか車に入ったので持ち帰れましたが、車に入らない場合はホームセンターで軽トラを貸りれるところもあるようですよ!(そして結構重いのでご注意ください…!)
【2】天板を磨く
集成材なのである程度は加工されていますが、それでも集成材ならではの継ぎ目があるので、やすり掛けは行いました。
まずは200番台の紙やすりで凹凸をとり、さらに目が細かい400番の紙やすりで磨いて整えていきます。
紙やすりをセットして使う「ヤスリホルダー」を使うと、比較的楽にやすり掛けができます。
【3】紙やすりで磨いて、天板のカドをとる
カットしたままの板だとカドがガサガサして危ないので、カドも200番台の紙やすりを使って丸くしました。
カドをどれくらい丸くするかは好みによりますが、今回はシャープな印象を残したかったので少し削るだけにしました。
【4】オイルステインの「けやき色」でペイント
天板のペイントは、オイルステインの「けやき色」を使用しました。
オイルステインはどうしても塗りムラができてしまうのですが、大きめの刷毛で塗ることでムラを少なくすることができます。
1度塗りでは薄く感じたので、2度塗りするといい感じになりました。
【5】上からニスを塗って保護する
オイルステインは防水効果がないので、テーブルのように水に触れるところで使用するなら、防水用にニスを塗る必要があります。
オイルステインが完全に乾いたのち、今回はツヤ消しの透明ニスを塗りました。
ニスを塗って乾いたあとに400番代の紙やすりで磨くと、凸凹が取れて滑らかになります。
磨いたあとは乾いた布でニスの粉をふき取り、さらに上からニスを塗る…というのを5回繰り返すと、ほどよいツヤが出ました。
【6】テーブルの脚はスチール製をネットで購入!大正解だった
テーブルの脚は色々なカタチや色、そして素材のものがありますが、今回は値段も比較的お手頃な7,470円で、重くないスチール製のものを選びました。
実物を見るまでちょっと不安でしたが、送られてきたものはとてもしっかりしていて、見た目もよく、高さ(66.5cm)もほどよく大正解でした!
【7】「鬼ナット」を使って、天板に脚を固定する
今回は天板に直接ネジで止めるのではなく、鬼ナットでネジ穴を作り、その中にネジを入れる方法をとりました。
鬼ナットを使うことでしっかり固定ができ、もし移動させたい場合などは脚を取り外して持ち運べるようになります。
まず天板をひっくり返して裏側に脚を仮置きし、設置したい場所にペンで印をつけて、天板に電動ドリルで穴を開けていきます。
電動ドリルで穴をあけるときは、板の厚さと鬼ナットの長さを確認し、板を突き破らないように気を付けましょう。
今回は必要な穴の深さを確認し、穴あけ用ドリルにマジックで印をつけてその印まで穴をあけるようにしました。
そこに鬼ナットをねじ込めば、ネジ穴ができます。
その上に脚を置いてネジ穴にボルトを入れて固定すれば、テーブルの完成です!
ダイニングテーブルをDIYしてみた感想
作成したテーブルを使用して1カ月ほど経ちましたが、特に不具合もなく、とても満足して使えています。
材料費も2万円ほどで作成することができました!
色や木の質感を他の家具とあわせたので、部屋に統一感も出て、がんばってDIYしてよかったなと思います。
作ってみたいな…という方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
【関連記事】