リビングのデットスペースに、ぴったりサイズの素敵な本棚が見つからない。
新しい家に引っ越したところ、リビングの柱の横がデッドスペースになっており、そこにぴったりの本棚を探したのですがなかなか見つかりません。
そこでベーシックな本棚をDIYしてみました。
杉材で、ぴったりサイズの本棚をDIYする
材料は、ホームセンターで購入した杉材を使用
今回は、以前住んでいた家でDIYして使っていた本棚を解体し、横板にしていた木材を再利用して作成しました。
まず厚さ2㎝、幅24㎝、長さ1mの杉板はホームセンターで購入し、まずは粗い紙やすりを使って削り、徐々に目の細かい紙やすりにして磨いていきました。
(使用した紙やすりは80番→120番→180番→240番へとだんだん目を細かく……)
紙やすりをかける前
紙やすりをかけた後
紙やすりで研磨することで、荒材がつやつやの木材に。
その後、オイルステインの「けやき」カラーでペイントしました。
板をカットし、磨いてカドをとる
そして今回は、リビングのサイズにあわせて板の長さを横84cmにカット。
面取りは、紙やすりとサンドペーパーホルダーを使って人力でやったほうが上手くできました。
見栄えをよくするため、そして木材を保護するためにニスを上から塗っていきます。
今回はサンデーペイントの「水性 サンウレタン 透明」を使いました。
本棚は水にぬれる可能性が低いので、ニスは簡単に1度だけ塗りました。
壁に板を固定する「棚柱」と「棚受け金具」を購入
今回は壁に本棚を直接取り付けるため、「棚柱」を使いました。
ある程度の長さがほしかったので、182cmあるこちらを購入。
これに横棚を取り付ける「棚受け金具」は、板の幅が24㎝だったので、小さめの15㎝のこちらを使いました。
「棚柱」と「棚受け金具」をブラックに塗装
この「棚柱」と「棚受け金具」はシルバーだったのですが、うちのリビングには今いちフィットしなかったので、黒色の塗料で塗りなおすことに。
ツルツルの金属に着色する場合、直接ペンキなどを塗ると剥がれやすくなってしまうので、塗料を定着させる「下塗りスプレー」の透明を使用しました。
「棚柱」と「棚受け金具」を並べて下塗りスプレーをスプレーし、乾いたら水性ペンキの「つや消し ブラック」を塗っていきます。
スポンジにペンキを含ませ、軽くポンポンと叩くように塗っていくとムラなく塗れました。
乾いたらこんな感じに。
黒い鉄の雰囲気を目指していたので、狙い通りの仕上がりになりました!
「棚柱」を設置する位置を決めて、目印をつける
棚柱が斜めに傾くことがないよう、設置する位置は「水平器」などを使用して慎重に決めましょう。
まずテープなどで仮止めし、地面と垂直になっているか確認します。
水平器はとても便利で値段も1000円以下で購入できるので、DIYする方は購入して損はないと思います!
仮止めで棚柱をつける位置が決まったら、ネジ穴となる場所にボールペン等で印をつけておきましょう。
「石膏ボードアンカー」を使い、ネジで「棚柱」を固定する
わが家の壁は手でたたいてみると分かる通り中は空洞になっており、中の石膏ボードは1㎝以下の板でできています。
そのため、あまり長いネジでも意味がなく、かといって短いネジだと重いものに耐え切れず剥がれ落ちる危険があります。
そこでネジを受ける「石膏ボードアンカー」を壁に差し込むことに。
今回購入した棚柱には別売りで専用のネジがあったので、これに合う「石膏ボードアンカー」を探しました。
専用のネジ(ロイヤル Aタッピング AT-P 30mm 50本入 クローム)
専用ネジに合う石膏ボードアンカー(94722 フィッシャープラグ UX 5X30R)
購入した石膏ボードアンカーに「下穴5mm」という表示があり、これは石膏ボードにあらかじめ開けておく穴の大きさを指しています。
そこで、穴をあけるための直径5mmのドリルビットを購入し、電動ドリルで先ほどネジ穴の印をつけた場所に穴を開けていきます。
穴を開けるときは、キリなどで小さな穴を先に開けておくと、スムーズにドリルが穴に入っていきます。
穴が開いたら「石膏ボードアンカー」を差し込みます。
指で押し込むと、スムーズに入ってくれました!
「石膏ボードアンカー」を取り付けた上に棚柱を仮止めし、ネジで固定していきます。
横板の下側に「棚受け金具」をつけて、「棚柱」にはめ込む
「棚受け金具」と「棚柱」の幅が違うとうまくはまらないため、まず「棚受け金具」に「棚柱」をはめてみて、そのうえに棚を仮置きし、平行器で平行が取れていることを確認。
そのままズレないように「棚受け金具」の穴に下からキリを差し込んで、横板に穴を開けます。
そして開けた下穴にネジを入れていきます。
錐穴をあけ、ネジで固定するまでは金具と棚がずれないように気を付けましょう。
あとは必要な枚数の横棚を取り付けていけば完成です!
リビング用の本棚をDIYしてみた感想
早速本を載せてみるとこんなかんじ。
想像以上に収納力がある本棚ができて大満足です。
挑戦してみたい!という人はぜひ試してみてくださいね。
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